八神 零


自習が終わり、ホームルームも終わる。


皆、帰りの支度をする中、八神は窓から外をジッと見つめていた。




ある女が数人の女に連れていかれる姿が彼の目に写っていた。


果して、見に行く価値があるのか品定めをする。




女達の姿が見えなくなると八神はニヤリと笑い、静かに席を立った。







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