八神 零


俺は弱ぶって。

でも、エイトの少ない理解者ぶって。

近付いた。



事務所に通った俺は殺し屋でもないのに有名になって。

エイトが自分に自信を持ち、殺しを楽しみ出した頃。



俺はエイトの前から姿を消した。

単純に、興味がなくなったから。…だった。





エイトからすれば良き理解者の俺が消えてさぞかし焦っただろう。

次に再開したのは……俺が風俗に行った時。




あぁ、遊びに、じゃない。
風俗は面白い情報が手にはいる、からだ。


まあそれは良い。


そこで、俺は女から話を聞いていた。

聞いていたら、エイトが押し掛けて来た。


社長を出せ、と。


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