八神 零


「レ、イ…」

「うん、まあ良いや。片仮名じゃないけど。…入って良い?」


笑うとあぁ、と大きくドアを開けてくれた。

中は相変わらず真っ白で、生活感はない。



適当に腰を下ろすと、ガンを飛ばす奴に目をやる。


「…なに?」

「お、前…今更…つーか、強かったのかヨ…」




取り敢えず、座りなよ。と、隣を勧めると離れた椅子に座った。

足には包帯、首にはガーゼが。



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