君の目線の先に
ずっと、見てました
―――――。*゚。+゚'。
幼なじみの拓海。
そんな拓海との出会いは、私が小学校入学とともに引っ越した時だった。
向かい側の家に住んでいて、通学班やクラスが同じだったからかすぐ仲良くなった拓海。
彼は、パッチリとした二重で、笑うとえくぼが出て、可愛い。
整ってる顔の上に、性格も優しくて。
たくさんの子から告白されているのを知っている。
幼なじみが拓海であることを、私は嬉しく思っていたし、すごく優越感を感じていた。
実際、友達からは
「あんなイケメンが幼なじみって羨ましい!」
って毎年毎年、新しいクラスになる度に言われてるし。