永遠に君を
Prologue.


人間は、よく裏切らないだとか

絶対離さないだとか一生愛するよだとか

絶対に幸せにするだとか

馬鹿なコト言うけれど私は、

絶対も永遠も信じたりしない。

信じるだけ無駄でしょ?

人間を信じる人間は馬鹿なのよ。

私も昔は信じてたから同じ馬鹿だけれど
今は違う。

人生なんて退屈で下らないだけだし
何が楽しいのか私には全く分からない。


それなのに、一人の人間のせいで この私が
生きたいなんて、人生が楽しいなんて思った。


私の闇を照らした
一人の人間 ―― … 。



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