永遠に君を
屋上なんかに行ってたら時間が勿体ない。
「時間が掛かるから、ここで良くない?」
出来れば
いや、早く食べて宮杉から離れたいのが事実。
いつまでも一緒に居るわけには いかないし。
「じゃあ、明日は屋上な?」
待って、ストップ。
誰が、いつ、どこで、明日も
一緒に食べるなんて言ったの?
今日だけに決まってんじゃん。
… 今思えば宮杉は女子にモテるはずだ。
別に私じゃ無くても良い気がしてきた。