永遠に君を


君が代わりに行って私の伝言を伝えてよ。

なんて言えるわけがない。

言ったとしても確実に拒否されるに決まってるから。

「はいはい。行けば良いんでしょう?」

溜め息を吐いてから私は

呼び出された公園へと向かった。

体育館裏とか、もっと他に場所あったと思うんだけど。

わざわざ校内から出るって、馬鹿なの?

イライラしながら公園の入り口を見ると

そこには5人の男子がいた。

全員かなり柄が悪そうだったけど
私は そいつらに話しかけた。



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