永遠に君を


「おま … それだけって。酷い怪我してたんだぞ!? 下手したら警察沙汰にも出来る。馬鹿か!!」

雫な怒鳴り声が響く。
ここ、病院なんですが。

久しぶりに怒られた感覚。

しかもそれが雫だなんて何だか意外。

「生きてるから問題ないわ」

「そういう問題じゃねーんだよ!!」

「何をそんなに怒っているの?」

怒られるような事を、した覚えはない。
生きてれば怪我とか 何でも良くない?


< 44 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop