永遠に君を


「うん、分かってる」

「じゃあ俺らは行くから」

「まったねー!!」

勝手に話進んでるし

勝手に二人とも帰ってしまったし。

嵐のよう人達だったかも。
結局私は、ほぼ強引で宮杉の家に泊まる事になった。

… 服とか何も用意してないのに。
こんな事になるなら持ってくれば良かった。

「行こう?凪」

「 … うん」

半ば強引で宮杉に連れていかれる私。
別にその先の事を期待しているわけじゃない。

宮杉なら大丈夫だと思える。

しかし、母親に何て言うべきだろうか … 。


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