愛を伝えよう
私に？素直に嬉しい





「ありがとう。」





彼の目を見ると　視線を反らし少し顔が赤かった




ふと視線を下ろすと　彼の胸元から茶色いクマのぬいぐるみが私を見てる





「かわいい～。」




クマをなでなでする
さっきまで無かったよね？隠してたの？




「やる。」



クマを雑に掴み　私の手の上に乗せた
彼とクマのぬいぐるみなんて　似合わない



不釣り合い過ぎて　笑えて来た




「ありがとう。」



クマのぬいぐるみを　ぎゅっと握りしめた




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