愛を伝えよう
「香!購買居こ!」




寛太が私の腕を掴んで歩き出した




席が離れて あまり話さなくなった寛太




今日の寛太は 積極的だ





「寛太?」




「あ・・ ごめん。」




私の腕を離した
いつもと違う様子






「俺・・   香の事」

「何やってんの?」





この声 
振り向かなくても誰だか わかる



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