初恋が実るとき・前編~あの夏を忘れない~
まさか声をかけられるなんて思ってもみなくて

何を話していいか分からなくて
言葉が出てこなかった



固まってると
彼の方から話しかけてきた
「流星群見に来たの?」


「あっ、はい!」

ヤバい
緊張してる!!





どうしよう・・・・



あまりに気まずくて
緊張して俯きっぱなしのあたしに
彼は言葉を続けた




「いい場所があるんだ、行く?」









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