初恋が実るとき・前編~あの夏を忘れない~
「・・・・ん・・・・」
あたしの腕をつかんでいたさとるの手が
突然緩んだ
苦しそうに胸を押さえている
「さとる!?」
あたしの呼びかけにも答えない
「さとる!?さとる!!!
ねぇ!どうしたの!?」
あまりにも不安になって
今度はあたしが
さとるの身体を抱きしめた
苦しそうに呼吸をする
さとるの背中をさする
どうしよう・・・
まさか
さとるも
まもるさんみたいにあたしを置いてくの!?
お願い!
神様!
たすけて!
さとるを助けて!!
ねぇ
神様
あの時、叶った願いは
あたしの願いですか?
それとも・・・・
さとるの願いですか?
あたしの腕をつかんでいたさとるの手が
突然緩んだ
苦しそうに胸を押さえている
「さとる!?」
あたしの呼びかけにも答えない
「さとる!?さとる!!!
ねぇ!どうしたの!?」
あまりにも不安になって
今度はあたしが
さとるの身体を抱きしめた
苦しそうに呼吸をする
さとるの背中をさする
どうしよう・・・
まさか
さとるも
まもるさんみたいにあたしを置いてくの!?
お願い!
神様!
たすけて!
さとるを助けて!!
ねぇ
神様
あの時、叶った願いは
あたしの願いですか?
それとも・・・・
さとるの願いですか?