初恋が実るとき・前編~あの夏を忘れない~
パタン
『ちょっと外すね』
そう言って出て行くさとるが
静かにドアを閉めた
真っ白な病室に二人きりになった
白いベットに横たわるまもるさんの顔に
ひまわり笑顔はなかった・・・
何か・・・
最後に何か伝えたかったけど
いざとなると
何も言葉が出てこなかった
せっかく両想いになったのに
置いてきぼり
文句を言おうかと思ったけど
それさえも出てこなかった
窓にかけられた真っ白なカーテンが揺れる
外はきれいな夕焼けだった
どのくらい
まもるさんの顔を見ていただろうか
『あいしてる』
最後にまもるさんから伝えられた告白
まだ耳に残る声・・・・
『あたしも・・・
あいしてる・・・』
一粒・・・涙がこぼれた・・・
お別れの言葉の代わりに
『告白返し』をし
そっと
まもるさんの唇にキスをした
『ありがとう』・・・・・
『ちょっと外すね』
そう言って出て行くさとるが
静かにドアを閉めた
真っ白な病室に二人きりになった
白いベットに横たわるまもるさんの顔に
ひまわり笑顔はなかった・・・
何か・・・
最後に何か伝えたかったけど
いざとなると
何も言葉が出てこなかった
せっかく両想いになったのに
置いてきぼり
文句を言おうかと思ったけど
それさえも出てこなかった
窓にかけられた真っ白なカーテンが揺れる
外はきれいな夕焼けだった
どのくらい
まもるさんの顔を見ていただろうか
『あいしてる』
最後にまもるさんから伝えられた告白
まだ耳に残る声・・・・
『あたしも・・・
あいしてる・・・』
一粒・・・涙がこぼれた・・・
お別れの言葉の代わりに
『告白返し』をし
そっと
まもるさんの唇にキスをした
『ありがとう』・・・・・