second story
「…い、いやぁぁぁ」
カナが突然頭を押さえてうずくまる
「だ、大丈夫か?カナちゃん」
「はぁはぁ…大丈夫です、何か急にすごく頭が
痛くなっちゃって。あのうさちゃんを見た瞬間」
カナが先程の女性の方に指を指す
「あの…お連れの方、大丈夫ですか?」
女性が異変に気付き、声を掛けてきた
「あ、はい。ちょっと具合悪くなったみたいで」
「顔色真っ青…救急車、呼びましょうか?」
女性がペットのウサギをゲージに入れるのを見て
ナオキの頭に過去の記憶が浮かんできた
「もしかして…」
携帯を取り出し、救急車を呼ぼうとする彼女を
ナオキは手で制した
「救急車はいいです。
それより変な事聞きますけど
そのウサギってどこで買われました?」
「…? あの、それが何か…?」
「多分重要な事なんです!
お願いします、教えて下さい!」
ナオキの勢いに飲まれ、女性が答える
「駅前のペットショップですけど…」
「店内に入って右側の奥にいた子ですよね?多分8月頃の」
気味が悪そうに女性がナオキを見つめた
「はい、合ってますけど…何なの?」
「カナちゃんごめん、ちょっと待っててな」
まだ少し具合の悪そうなカナを置いて
ナオキが女性に向き合う
「話すと長くなるし、多分信じてもらえないかも
知れませんが、あちらでお話聞いてもらえませんか?」
カナが突然頭を押さえてうずくまる
「だ、大丈夫か?カナちゃん」
「はぁはぁ…大丈夫です、何か急にすごく頭が
痛くなっちゃって。あのうさちゃんを見た瞬間」
カナが先程の女性の方に指を指す
「あの…お連れの方、大丈夫ですか?」
女性が異変に気付き、声を掛けてきた
「あ、はい。ちょっと具合悪くなったみたいで」
「顔色真っ青…救急車、呼びましょうか?」
女性がペットのウサギをゲージに入れるのを見て
ナオキの頭に過去の記憶が浮かんできた
「もしかして…」
携帯を取り出し、救急車を呼ぼうとする彼女を
ナオキは手で制した
「救急車はいいです。
それより変な事聞きますけど
そのウサギってどこで買われました?」
「…? あの、それが何か…?」
「多分重要な事なんです!
お願いします、教えて下さい!」
ナオキの勢いに飲まれ、女性が答える
「駅前のペットショップですけど…」
「店内に入って右側の奥にいた子ですよね?多分8月頃の」
気味が悪そうに女性がナオキを見つめた
「はい、合ってますけど…何なの?」
「カナちゃんごめん、ちょっと待っててな」
まだ少し具合の悪そうなカナを置いて
ナオキが女性に向き合う
「話すと長くなるし、多分信じてもらえないかも
知れませんが、あちらでお話聞いてもらえませんか?」