誘惑ボイスで囁かないで。
…イチゴタルト…
オープンキャンパス!
「お姉ちゃん!!」
夜、大学から帰宅したお姉ちゃんを捕まえて、あたしは大きな声で叫んだ。
「あら彩那、どうしたの?」
「あのねあのねっ、お姉ちゃんの大学のオープンキャンパスに行くことになった!」
もしかしてもしかすると、他の人からみたら、そんな大したことじゃないのかもしれない。
だけど、お姉ちゃん大好きなあたしにとって、そのお姉ちゃんの大学に行けることが、とても嬉しいのだ。
「そうなの?彩那が私の大学に来てくれるなんて、嬉しいわねーっ」
「えっへへー//お姉ちゃんと同じ大学ー♪」
テンションの上がったあたしは、ずっとルンルン気分。
オープンキャンパスのことで頭がいっぱい。
服は何を着ていこうか、メイクはしていこうか、どんな人がいるのか、なんて、そんなことで埋め尽くされる脳内。
そして何より……
「年上のイケメン…むふふ///」
「こらっ、目的はそこかっ!」
高校生になったばかりのあたしにとって、大学生の男の人なんて、年上で憧れで、そんな存在だったのだ。
素敵な年上彼氏と幸せになることを夢見てるあたしにとって、この上ないチャンスだった。
夜、大学から帰宅したお姉ちゃんを捕まえて、あたしは大きな声で叫んだ。
「あら彩那、どうしたの?」
「あのねあのねっ、お姉ちゃんの大学のオープンキャンパスに行くことになった!」
もしかしてもしかすると、他の人からみたら、そんな大したことじゃないのかもしれない。
だけど、お姉ちゃん大好きなあたしにとって、そのお姉ちゃんの大学に行けることが、とても嬉しいのだ。
「そうなの?彩那が私の大学に来てくれるなんて、嬉しいわねーっ」
「えっへへー//お姉ちゃんと同じ大学ー♪」
テンションの上がったあたしは、ずっとルンルン気分。
オープンキャンパスのことで頭がいっぱい。
服は何を着ていこうか、メイクはしていこうか、どんな人がいるのか、なんて、そんなことで埋め尽くされる脳内。
そして何より……
「年上のイケメン…むふふ///」
「こらっ、目的はそこかっ!」
高校生になったばかりのあたしにとって、大学生の男の人なんて、年上で憧れで、そんな存在だったのだ。
素敵な年上彼氏と幸せになることを夢見てるあたしにとって、この上ないチャンスだった。