ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
「ひーよーりー!!朝よー起きなさーい!!」

お母さんの声でわたしは飛び起きた。

おはようございます。
ご挨拶遅れました。

わたし、姫岡ひよりと申します。ぴっちぴっちの高校2年生です。

って、こんなゆうちょうに挨拶してる場合じゃなーーーい!!!

わたしは全力で学校に行く準備をした。

「おはよう。ひより♪」

のほほんと挨拶をするお母さん。

いつもなら笑顔で返す挨拶をわたしはスルーした。

「ひよりっっ!!?どうしっちゃったの!!?もしかして反抗期!!?」

わたしは、忘れてない。昨日のことを・・・。

「あっ!もしかして昨日の事まだ怒ってるの??勝手に決めて悪かったとはおもってるわ。でも、お母さんお父さんに付いて行きたいの。」

うるうると潤んだ目で見つめられる。

「そんな目で見てもだめです」

「やーん。ひ・・・「いってきます。」

――バンッ

勢いよくドアを閉めた。
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