ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
「うん。ごめん大丈夫」

頭も段々冷静さを取り戻していき、わたしは今まで自分が置かれていた状況を今になってようやく、ようやく理解した。

はーーい、おさらい。

この人はだーれだ?

金髪頭のヤンキーさん。学校一悪いんだよー。

おもいだしたかなぁ??

ぐぉぁぁっぁぁ!!!!

わたし今まで何を!!!?

1.突然泣いた。

2.「泣くな」と言われ抱きしめられた。

3.「昔の事が・・・」と言ってこの空気に乗っかって甘えようとしていた。

なんてことを!!!!!

「じゃあ、俺寝るわ。」

え?

「あ、ちょっと待って。なにか用事があったんじゃないの?」

だって、突然入ってきたんだもん。
何か用があったからだよね?

「明日から朝、俺の事起こしてくれね?」

はぃ??

「どうして?」

「いや、俺朝だけは弱くてさ。嫌だったらいいんだけど。」

じゃなくて、

「学校、行くの?」

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