ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
「そんなのも分かんないの?」

「うん。分かんない」

ん?

今の声誰の・・・?

遥でも玲ちゃんでもない・・・。

男の人の声・・・。

わたしが顔を上げたそこにいたのは・・・。

「やほぉ。ひよりちゃん♪」

絵の具さんたち・・・。

↑(あ、鬼瀬君のお友達さん。)

ってかそんなのもわかんないって・・・。

「鬼瀬君分かるの?」

わたしが恐る恐る聞くと鬼瀬君は怪訝そうな顔をして言った。

「あたりまえだろ」

OH!!!NO!!!!

ワタシドンダケバカナノ。

思わず片言になるくらいびっくりした。

どうして!?

ちゃんと授業も受けてないのに!!

神様、不公平すぎる。

絶対わたしの方がちゃんと授業受けてるし。

< 30 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop