ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
次の日の朝、鬼瀬君は約束通りシチューを一滴残さず平らげた。


男子高校生の食欲恐るべし・・・。

今日は一緒に学校に行くのはやめておいた。



教室に入って、授業を受けて。

いつもと変わらない日のはずだったのに。

それは一つの呼び出しで崩れ去ってしまった。


「姫岡さん、呼び出しだよ。」

クラスの女の子がわたしに教えてくれた。

「うん分かった。ありがとう」

そう言ってわたしは呼び出した人の所に行った。

また告白だったり。なーんてね。

「ちょっといいかな?」

そう言ってきたのは女の子の5人グループだった。

片平さんだ。ハデハデグループの中心の人。

すっごい嫌な予感がする・・・。

わたしになんの用だろう。

そんなことを考えていると、着いたのは空き教室。

入った瞬間わたしは背中を押されて、前のめりにこけてしまった。

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