ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
じわじわと近づいてくる片平さん。

そしてわたしの前でしゃがんでこう言い放った。

「あんた、自分が何したか分かってんの?」

わたしが何したって言うのよ。

「竜我のことだよ!!」

ガンッと机が蹴り倒された。

その音にわたしは肩を震わせた。

「何ビビッてんの?かわいい顔してビビッてりゃあ許されると思ってんの?」

やだ。

怖い。

そんなこと思ってないよ。

「その清楚な顔でいったい何人と寝てきたんだよ。お前みたいな奴一番むかつく。」

「意味・・・分かんない・・・」

わたしがそう言うと片平さんはわたしの頬をつかんだ。

長い爪が頬に食い込んで痛い。

「今から何されるかわかってないの?」

そう言って片平さんはわたしのお腹を殴った。

「いっ・・・。」

痛い。やめてよ。

そして、片平さんがわたしの髪をつかんだ。

そのとき・・・。


ガラッ

「あっれぇ~。なにしてんの~?」

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