ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
わたしはその人と屋上に来ていた。

「好きです。付き合ってください」

あっ。告白・・・。

でも、わたしこの人の事知らない・・・。

「ごめんなさい」

わたしはそう言って頭を下げた。

「そっか、じゃあね」

その人は爽やかに笑ってどこかに行ってしまった。


ごめんなさい。

告白を断るとき、いつも胸が痛む。


わたしには好きな人に告白する勇気すらないのに、そんな勇気を持って告白してくれた人を振るなんて。

ひどいよね。


でも付き合うのはちゃんと好きな人と付き合いたい。


いつかそんな恋ができるといいな。
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