ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
「何の用事だったの~??」

教室に入った瞬間ニヤニヤした玲ちゃんが言ってくる。

あれ、眠いんじゃなかったっけ??

「え??告白だったよ?」

わたしがそう言うと遥は髪の先を触りながら言った。

「またぁ?ひよりばっかずるい。しかもさっきの人って爽やかで有名な久保君だったじゃん?なんでひよりなのぉ?わたしの方がかわいいと思うけどなぁ。」

悪魔の微笑みで遥が言う。

確かにわたしはかわいくないよ!!?

背は小さいし、顔も童顔・・・。

それに比べて・・・。

「いいよね。玲ちゃんと遥はかわいくて・・・。」

しょぼんとわたしは言った。

「「は?」」

玲ちゃんと遥は声を合わせていった。

え・・・??

いやいやだってね。

玲ちゃんは、切れ長の二重。

さらさらの綺麗な黒髪はポニーテールで結んでる。

綺麗なお姉さんっぽい感じ。

逆に遥はかわいい妹って感じ。

目は二重で大きいし、

腰ぐらいまである長い髪は茶色がかっていて緩くウェーブがかかっている。

しかもいつもいい匂いするし・・・。

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