ヤンキー君とまさかまさかの同居!!?
「終わったーー!!!」

わたしの声が教室に響く。

は、恥ずかしい・・・。

「ひより、声大きいよ。」

遥が冷静なつっこみを入れてくる。

「嬉しすぎてつい・・・。」

あはは。とわたしが笑うと玲ちゃんも笑った。

「頑張ってたもんね」

自分じゃない人からそう思われてるってすごく嬉しい。

「今日はどっか、寄り道しよっか?」

遥がそう言ってくれる。

「そうだね!どこか行こう!!」

玲ちゃんが笑顔で言う。

玲ちゃんもテストが終わって嬉しいみたい。みんなそうだよね。

そんなこんなで、わたし達は寄り道をすることにした。

この辺に最近おいしいクレープ屋ができたそうで。

玲ちゃんがどうしてもそこに行きたいらしい。

実はそこ、わたしも行ってみたかったところだった。と玲ちゃんに言うと、「じゃあそこにしよう!!!」と、甘いものが苦手な遥をよそに決めてしまった。

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