顔の知らない大好きな貴方へ
「悠里いいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」





「なんだい?なんだい?蘭?」


「あの、えっとー」


悠里にさっきのことをぜーーーーんぶ話した。喉が渇くくらいずーっと。そしたら悠里はにやにや笑って


「服えらんじゃる!」


とどっかの方言のような言葉をはき、私は悠里の家に向かった。



「・・・・ぉお。めっちゃかわいーよ」


悠里の家にいった私は悠里が最近ネットで買ったという服をきせられた。



「え。ちょ。これはやばくない?さすがにぃーーー・・・」



「いーの!女はせくしーさで勝負なんだから!イケメンふたりもいんだよ?今日勝負しないでいつ勝負するの?」


まぁ。はい。そうですけども・・・。



肩がでてて後ろは透けてて、白いワンピなんだけど、なんていうかすっごくセクシー。普段そんな格好していかないし、持ってないけど。



「やっぱやだ!恥ずかしいこんな格好ーーー!」


「え?ええええ!めっちゃ可愛いよ!っていうかもうじきあの二人迎え来るんじゃない?今蘭うちんちいるってさっきLINEしちゃったよ?」



「ええええええええええええええええ!!!!!!」




やばい!こんな格好してたら笑われるって。うん。脱ぐ!脱ぐ!いますぐ脱ぐうううう!





「ぴーんぽーん」



「蘭ーー!迎え来てやったぞ!」








おわった・・・・。


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