顔の知らない大好きな貴方へ
ついたのは公園。誰もいないけどブランコとかジャングルジムとかある程度設備は整っている。


「雨上がりだから、ベンチ座れないね!!」


「そうだねー。」


そのとき

ぎゅっ



「ぇぇ!ちょ!雄二?」


すっごい力。ふりほどけない。


「どした?ねぇ!!ねぇってば!!!!ちょ!くるし!」




「好きだよ。蘭」



え―――――――――――・・・・・






「ちょ!冗談はやめてよ!はずいから!ね!寒いからまずどっか店にでも・・」




次の瞬間。目の前がふっと暗くなって唇がなんか・・・ぇ。これって





キス・・・・?







ひょええええええええええ





「答えはまだいいから。俺帰るね。ばいばい。」


「ぁ。ぁぁあ。う、うん、ま、またぁ~ね・・ぇ」





え?え?ええええええええええええええええええええええええ








ど、どゆこと?




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