顔の知らない大好きな貴方へ
「んーあぁ。んーと。」

拓は、過去になにかあった。


過去に辛い経験を・・した?



そんな感じがした。



「あ、やっぱなんでもない!!!帰ろ!」



私は拓の過去を無理やり探りたいわけじゃない。今まで塞いできた傷をまた開くようなまねはしたくない。そう思って会話をとじた。






そして、気づいたときには拓がいってた雄二の辛い恋について聞くのをわすれていた。







改めて気づいた。




私ほんと
みんなのことしらないんだな。と。







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