顔の知らない大好きな貴方へ
それに比べて私は、ぜんぜん可愛いとこないよ。うん。ほんとに。


髪の毛はストレートでセミロング。色は真っ黒でぱっつん。カラコンは入れてるけど先生にばれないように黒コンしか持ってない。もともと視力が悪いからカラコンをつけない日なんてない。度ありのカラコンはめがねの代わりになるし、瞳がおおきくなるからお勧め。


あとー。つけまは基本しなくて、体重は平均!!まあ最近太っちゃったけどね。身長は154センチで、学校ではちっちゃいほうかな。




ピアスをあけようって悠里に言われたけど、運命を変えたいわけでもないし、運命変えて逆に悪い方向にいっちゃったら最悪!っていってまだあけてない。



もしまた変な男子にだまされそうになったらあけようかともおもってるんだけど。






「あ!そーいえば!」


悠里はそういって下敷きをうちわ代わりにして仰ぎながら言った。




「私ブログはじめたんだー!結構この学校の人やってるらしいからみてー!」



ふーん。ブログ・・・か。




あまりブログをみない私だけど。みんなやってるならみんなのブログみてみようかな。





ミーンミーンミーン





セミは懸命に鳴き続けた。




私は「あちー」といいながら、自分のせきにつく。




この学校に冷房というものはないのかね。



そう考えながら私は机に顔をつけ目を閉じた。




もうはやく家にかえって涼しくなりたい。




そう思ってわたしはすやすや・・眠りについた。




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