夏恋~あなたがくれた1 つのドラマ~
皆様に申し遅れてすみません。
私、黒田夏恋は地元でも有名な進学率トップの市立天桜宮高校の2年生です。
今日はその新学期初日。
見慣れた校舎の玄関を見てみると、先に着いま美咲の姿が。
「夏恋~、こっちこっち!」
貼られたクラス替えの紙に自分の名前を探す。
自分の名前を探すと…
あった! 2ーAだ!
ええっと、美咲は…やったぁ!同じクラス!
隼斗と優馬も同じみたい。
「俺ら、本当にガキの頃から腐れ縁だよなぁ。
あーあ、夏恋と同じとか、今年もまたうるせークラスになりそう。」
…。ちょっと待った。
それ、どういう意味よ!?
「隼斗、ちょっと待ちなさいよ~!!
あたしがいるとうるさいクラスになるってどういう意味よ!?」
「そのままの意味だし(笑)」
そういつものようにワイワイ言いながらあたし達は新しい教室に向かう。