Sweet Life〜先生と私〜
そんな成実をみて、きっと桃華が言っていたこと関係できただけなんだろうと推察し、帰らせることにした。

「用はそれだけか?俺も忙しいんだ。もぅ帰ってくれ」

それでもまだ俯いて立ち尽くしている成実に、もう一度呼び掛けようとすると、突然kissをされた。

「おい!!」

思いっきり突き飛ばしてしまった。

ゆっくりと立ち上がる成実は、痛がる様子もなく、俺に宣言してきた。

「私、諦めませんから!!」

それだけ言うと、成実は逃げるように部屋を出ていった。

マズい・・・。

桃華にも見えていたはず。

どぅすっかなぁ・・・。
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