Sweet Life〜先生と私〜

桃華 side

私はあのあと、俊也の温もりが心地よくて眠ってしまった。


そして目を覚ました場所は俊也の車の中。

「んっ?」

状況が分からなくてキョロキョロしていると、俊也の声が聞こえてきた。

「桃華起きた?これから夜景見に行こうと思ってるんだけど、眠い?」

「えっ?大丈夫。」

勢いで答えてしまったけど、私はさっきのショックなことを思い出した。

成実ちゃんが俊也のことを好きになったのは知ってたけど、いきなりkissするなんて想像以上だった。

これからあんな子がずっと俊也のそばにいるなんて、心配すぎて耐えられない!!
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