Sweet Life〜先生と私〜
1人でいろいろ考えているうちに、いつの間にか有名な夜景スポットに着いていた。

「桃華、車出よ?」

「うん。」

そしてちょっぴり肌寒い外へ出た。

私が寒がっていると、俊也はさり気なく上着をかけて抱き寄せてくれた。



しばらく無言で夜景を見ていると、突然俊也が話し出した。

「俺、高校の時に教師と付き合ってたことがあったんだ。」

私は何か言葉を言おうか迷った末、頷いて相づちをうった。

それから聞く俊也の昔の話は、初めて聞く俊也の過去であり、恋愛の話で、ドキドキしながら聞いた。
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