Sweet Life〜先生と私〜
博人×告白
とりあえず身なりを整えて、家へ向かうことにした。
俊也はまだこの時間には帰ってきていないだろう。
博人がどうするのか少し不安に感じたけど、私に出来ることはないから任せることにした。
「俊也、怒るよね」
「当たり前だろうな。俺だって同じことされたら殴るかもしれない」
そう言う博人は何かを決意したような、凛々しい顔をしていた。
リビングで何もせずにただ座っているこの時間がとても安らげた。
もしかしたら、この時間はこれから起こる争いの休養のためのものだったのかもしれない。
ついに俊也が帰ってきた。