Sweet Life〜先生と私〜
桃華 side
どうしよう。
やっぱりいくら俊也でもいきなりすぎて逃げ出したくもなるよね。
でも、俊也にはちゃんと説明しておきたい。
俊也に隠し通すことなんて出来るはずがない。
だからと言って、こんなことを俊也に言ったら嫌われるかもしれない。
もしかしたら、問答無用で別れられるかもしれない。
そんな恐怖心が、声を出させてくれない。
こんな時に再確認する。
私にとって俊也はこんなにも大きい存在なんだってこと。