Sweet Life〜先生と私〜

博人 side





扉の向こうには2人だけの世界があるようで、これからしっかり話せるのか、急に不安になった。


そしてついに桃華と先生が入ってくる。


「お前、確か転校生の……」


俺は先生の声をさえぎり、意を決して口を開く。


「先生、おじゃましてます。少しお話を聞いてもらいたいんです」


俺は決意を表すためにキレイな一礼をし、名前を名乗った。


先生は何か考え込んでいるようだったが、俺はかまわず続ける。







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