Sweet Life〜先生と私〜
「俺は、桃華に大変なことをしてしまいました。だから今、先生に全てを話しに来ました」
「大変なことだと?お前、桃華に何した?」
先生は決して学校では見せないような険しい顔でこちらを向いている。
確実にキレていた。
それほどまでに桃華を愛しているのだろう。
今更ながら、これから起こるであろうことに恐怖を感じた。
これこそ後悔先たたずだな…なんて冷静に考えている俺がなんだかバカらしく思えてきた。