Sweet Life〜先生と私〜




だが、俺のした行動に責任を取るためにも、本当のことを言わなくちゃいけない。


俺は重くなりかけていた口を開いた。




「……俺は桃華を襲ってしまいました。もちろん欲望のためだけではなかった。だけど、結果的に桃華を傷つけてしまったことに変わりはない。本当にすみませんでした」






長い沈黙が流れる。






そろそろ耐えられなくなってきた頃、先生が口を開いた。





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