★俺様プリンス☆
「オレンジでよかった?」
「えっ、うん・・・」
神谷くんはコトッと、私の前にオレンジジュースが入ったコップを置いてくれた。
「・・・ありがとう」
「別に」
照れくさそうに頭を掻いた。
こんなの初めてみたぁ~!
置かれたジュースを飲んで、あることを質問した。
「・・・なんで私を部屋に入れたの?」
の前に、なぜ家に入れたのだ?
さっぱりわからない。
「・・・それがさ、俺もわかんないんだよね」
「はい!?」
「今まで部屋に入れた女とか、数えきれないほどいんのに」
「・・・はあ」
やっぱりモテるんだ。
そりゃ、このルックスだしモテて当然か・・・。