★俺様プリンス☆
「もう、だますとか信じられない」
「ごめんって。そんな怒るなよ。」
私はプンプン怒って、廊下を早歩き。
神谷くんは、後ろをついてきてる。
謝ったって許してあげないもん。
「かわいい顔が台無しだぞ~」
「・・・かわいい」
はい、ノックアウト。
もうダメ。
私をキュン死にさせるつもりですか!?
許して・・・しまうじゃないですか。
「かわいいって、言った」
「ん?あぁ、お前って単純だな」
「・・・前言撤回」
「はっ?なに前言撤回って」
もう嫌い!
いや・・・好きだけど。
どうせ嫌いになんてなれない。
でもこれは、終わりが決まってる恋だったんだ。