★俺様プリンス☆

並ぶこと10分。
案外早かった。



そして、出発。



-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-




「うぅ・・・。気持ち悪い」



「無理なら言ってくれればよかったのに」



「だって・・・」



「ちょっと待ってて」



「うん」



はぁ・・・。
嫌われちゃったかな?
でも、あんなキラキラした目で乗るって言われたら断れないよ。



一人考えていると、おでこに冷たい感じ。



「冷たっ」



「ほら、これで冷やせ」



「ありがとう・・・」



渡されたのは、ペットボトルのアクエリアス。
すっごく冷たくて、気持ちよかった。


「心配してくれて、ありがとう」



「・・・別に、心配してねぇし」



「・・・かわいい」



と言った瞬間、でこピンされました。
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