★俺様プリンス☆

「もう日が暮れてきたね・・・」



「だな。」



学校帰りだったから、時刻は5時30分。
少し、暗くなってきた。
曇りだからね。



「ごめんね、一個しか乗れなくて」



「気にすんな。別にいいし」



「うん、ありがと」



「おう」



沈黙・・・。
どうしよう。

あっ!そうだ、あれ乗りたい。



私は勇気を出して、言った。
< 49 / 59 >

この作品をシェア

pagetop