★俺様プリンス☆
王子様に彼女!?
次の日
学校に行くのが憂鬱だった。
だって、昨日あんなことがあったんだし...
だけどそんな理由で休むわけにもいかず、ベッドから降りた。
「おはよー...」
「おはよ。早く準備しないと遅れるよー」
「うん...」
お母さんに言われても、イマイチ頭が起きない。
仕方ないから洗面所で冷水を顔にパシャパシャした。
「...よしっ、起きた!」
急いで2階に上がって、服を着替える。
途中でケータイが鳴ったけど無視。
あとで返せば大丈夫だし。
「ごはんー」
下からお母さんの声。
「はーい」
そう返事して階段を降りた。