─激愛─
「久しぶり!」




そういっておじさんは来た道を戻っていった。





─────懐かしいな…。





感傷に浸っていると奥の方からおじさんが戻ってきて手にはいつものあれが置いてあった。





「はい、500円。これを買いにきたんだろ?」





さすがおじちゃん、なんて思いながらも財布から500円玉を取り出しておじちゃんのしわくちゃな手にのせた。
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