─激愛─
憐から告げられるそんな言葉が私を明日も縛り続けるという、希望を欠かす言葉になった。






「また、明日。」平凡なこの言葉が私の心の色をまた黒く塗り替えた。






そう、真っ黒に─────…。






それからずっと私は゛私の部屋゛で憐に…。





体はもう真っ赤で、食べても吐くだけで、目も、口も、機能しなくなった。






「壊れたロボット」そんな名前が似合うようになってしまった。






─────嗚呼、いつ間違えたんだろう。私の人生。






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