─激愛─

○●●●●●●○

「おはよう」








貴方は当たり前のようにそう私の席を横切った。








ヘッドフォンをつけて、フードを被っていたけれどそれでも分かった、゛私の好きな人゛だって。








彼の通った後に香る『睡蓮』の香水の香りがまた私を彼の虜にした。








『~♪…』








大好きな音楽が携帯から鳴り出したのに気づいて携帯を開くと表示されていた文字は゛憐゛。








急いで携帯の画面を開いて受信ボックスを見る。
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