─激愛─
【凜side】







「凜ー!!」







学校へ登校中、後ろから佳織が私を呼んで走っているのに気がついて後ろを振り向いた。







「あっ、佳織!気づかなくってごめん!」






そう、手を合わせて謝る私を見ながら佳織は息を切らしていた。







「まあ、いいわ…。というより、さっき見たよ!!!」







「見たって誰を?」
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