─激愛─
【和真side】







母さんの電話を聞いて俺は仕方なく家に優華という貧乏な少女を泊めることになったが…、優希のことが忘れられない今、彼女には迷惑を掛けるだけだ。







そんなことも考えて、憐の家に来た。







もちろん、俺の意思だ。今日まで引きずってたあの日のことを謝って、優希を救い出すため…。







あの日から俺はテレビも見てない、パソコンもやってない、引きこもりになってた。








だから、久しぶりに歩いた外の世界はすごく頭が痛くなったけれど…、優希に会えるんならたいしたことない。
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