─激愛─
「─────…」








途端、いきなり静かになり私は少し怖くなる。








─────もめてた…よね…?まさか、なんかあったんじゃ…。








なんてろくでもないことを考えながらこっそり玄関を見ようとドアから顔を除かせると…。








「うっ…。」








玄関で腕を押さえている和真さん。腕からは…赤い液体が流れ出している。








立っていた男の人はもう一発と、丁度和真さんを狙って腕を振り上げている瞬間だった。
< 341 / 450 >

この作品をシェア

pagetop