─激愛─
「ガンッッ…。」








驚いて唖然としているとまた空から何か降ってきたような音がした。








でも、今度は何が降ってきたのか分からず私達はその場で氷ったように体が動かなくなってしまった。







「お、お、お姉ちゃん…。ヤバいよ…。」








「そうだね…。鈴、動ける?」








「ちょっと、無理かも…。お姉ちゃんは?」







「私は…、頑張れば…?ってとこかな…。」








唖然と、今にも失神して気を失ってしまいそうな状態でお互いの状態を確認しあうのがやっとのこと。







「お姉ちゃん、私を担いで逃げてー!」







「う、うん。」
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