─激愛─
「じゃあ、俺そろそろ行くよ。包帯ありがとな。」









「え、もう行くんですか??人探してるんなら一緒に探します??







人手多いほうが見つけ易いですよ、きっと。」









「そう言われてみればそうだな。頼めるか??」








「はい、変わりに凜ちゃんも探して下さいね!優希にそっくりですから」







口を吊り上げて私にウインクをしてみせる鈴。








─────ちょっと、もう何歳よ!








と思いながらも私も一応は鈴の意見に賛成しているわけで、何を言えるわけでもなくそのまま黙っていた。
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